iDempiere レポート・帳票|出力と印刷フォーマット
iDempiere は、伝票の印刷から各種集計レポートまで、柔軟な帳票出力に対応しています。標準で多くの帳票が用意されており、印刷フォーマットの仕組みを通じて自社の様式に合わせた調整が可能です。
印刷フォーマット(Print Format)
Section titled “印刷フォーマット(Print Format)”印刷フォーマットは、伝票や帳票の「見た目」を定義する仕組みです。どの項目を、どの並びで、どんな体裁で出力するかを定義します。
- 伝票や帳票の見た目(項目・並び・体裁)を定義する仕組み。
- 標準フォーマットをベースに、自社の様式へカスタマイズ可能。
- 請求書・納品書・注文書などの帳票レイアウトを調整できます。
- 表示する項目の選択、並び順、フォント・色・罫線などの体裁、ヘッダー・フッターやロゴ画像の配置を設定できます。
- 1 つの伝票に対して複数の印刷フォーマットを用意し、用途に応じて切り替えることもできます。
レポートビューア上での操作
Section titled “レポートビューア上での操作”レポートを画面に表示した後、レポートビューア上で内容を加工・確認できます。
- 並べ替え:列を指定して昇順・降順に並べ替え。
- 絞り込み:条件を指定して表示対象を絞り込み。
- 小計・合計:グループごとの小計や総合計の表示。
- 列の表示切替:不要な列を隠す、必要な列を表示する。
- 表示結果をそのまま各形式へ出力できます。
レポート・帳票は複数の形式で出力できます。配布用途と二次加工用途で使い分けます。
| 形式 | 主な用途 |
|---|---|
| 配布・保存・印刷向けの確定帳票 | |
| Excel | 集計データの二次加工・追加分析 |
| CSV | 他システムへの取り込み・データ連携 |
| HTML | ブラウザ表示・Web 共有 |
| テキスト | 単純なテキスト出力 |
- ツールバーの印刷・出力ボタンから形式を選んで出力します(UI の基本)。
- PDF はレイアウトを保ったまま配布・保存でき、Excel / CSV は集計後の再利用に向きます。
レポートの種類
Section titled “レポートの種類”iDempiere のレポート・帳票は、大きく次の 3 つに分けて考えると整理しやすくなります。
- 伝票印刷:受注・出荷・請求書などの伝票を、印刷フォーマットに沿って帳票化。
- 集計レポート:一覧・残高・推移などを集計・分析するためのレポート。
- 会計帳票:仕訳帳・元帳・試算表・決算書など(→ 会計)。
レポート & プロセス(定型レポート)
Section titled “レポート & プロセス(定型レポート)”メニューには、あらかじめ用意された定型レポートやプロセスが登録されています。
- メニューから定型レポートを起動すると、実行前にパラメータ(期間・組織・取引先などの抽出条件)の指定画面が表示されます。
- パラメータを指定して実行することで、対象を絞った帳票を生成できます。
- よく使う条件はそのまま実行でき、繰り返し利用する定型業務に向きます。
ダッシュボード・グラフによる可視化
Section titled “ダッシュボード・グラフによる可視化”数値の一覧だけでなく、ダッシュボードやグラフで状況を可視化できます。
- ログイン後のダッシュボードに、主要な指標やグラフを配置して概況を把握。
- 集計結果をグラフ表示することで、推移や構成比を直感的に確認できます。
- 詳細な分析は集計レポートや会計帳票で深掘りします。
多言語・通貨への対応(概念)
Section titled “多言語・通貨への対応(概念)”- iDempiere は多言語に対応しており、帳票の項目名などを言語ごとに表示できます。
- 取引先向けの帳票は、相手の言語に合わせた表記で出力する運用が可能です。
- 通貨を扱う伝票・帳票では、取引の通貨に応じた金額表示に対応します。